「何々今の話!朝比奈委員会なわけ??」

「うん、そうみたい」

「えー!?
じゃあ梓行けないの??」

「ごめんね?また今度遊ぼう!」


申し訳なさそうに断るとクラスメイト達は、仕方ないかー、頑張ってね、などと言いながら帰って行った。





…助かった。

みんなを見送った後でホッと安堵する。


今から委員会っていうのもなかなかダルいけど、まぁ30分以内で終わるでしょ。




そんな推測をしてると時計の長針はもう12を指していて。

遅刻じゃん、とか思いつつもマイペースに図書室へと向かった。