もう、見てられなかった。
そのまま、机に突っ伏して泣きじゃくっていた。


********

どれくらい経ったのだろう。
ふと目を開けると、すっかり日は沈み、暗くなっていた。

グラウンドを見ると、どの部活も片付けに入っている。


もう、帰ろ。


ひーくんと一緒に帰る気分ではなかった。



荷物をまとめ、ドアを開けようとする。

すると