『『そ。俺たちの場合、二人とも意地はって仲直りするのがめちゃめちゃ遅くなったんだ。
だから素直になった方がいいよ』』

その高橋君の一言で心がすうっと軽くなった気がした。


『ありがとう、高橋君!!!!!!!
行ってくるね』


『『おう、いってらっしゃい』』

そう高橋君にお礼を言った後、私は走ってひーくんを探した。