あの日から何日過ぎたんだろう。 いや、何日たったとしても、私は忘れることができない。 『彼』が死んでしまった。その事実だけは、消すことができないのだから… 私の名前は、佐山華奈。 高校2年生。 私にはついこの間まで、彼氏がいた。 今はもう、彼の姿は見えない。 どこを探しても絶対にいない。 隣に居てくれたら、それでよかったのに…