「…え?」




完璧すぎる回答に言葉をなくした。



私の気持ち、気付いたの?
分かったの?



ねぇ。




「良いんですか…?

あの、いいんですか?本当に」




会いたいんです。

あなたに。




『駅まで一人で来れる?』




当然のようにそう言うあなたに。




『…待ってるから。』



優しい声に。
優しい言葉に。


とらわれてもう。
私はきっと抜け出せない。