「それじゃあ、 ここが一樹の部屋だから。 期限は…、そうだな、 できるだけ早く欲しい。」 「はい、わかりました。 …福原さん、ありがとう。」 そう言って俺は 自分の個人部屋に入った。 「部屋は自分の好きなようにして いいからねぇ。」 と、期待と軽蔑の目をした 福原さんの声を聞き流しながら。 さてと、とりあえず頑張りますか。