「…いった……!悠ちゃん、もうい、いっ」 「そ、そんなまだダメだよっ、おれだって頑張るから、シロも頑張れっ………く」 「はあっはあ、まだ、なの?私、もうダメ……限界!」 「あと少しだから、まだっ、まだ動くな…!」 ………。 「なぁ、お前らまだやってんの?ソレ」 サルの声に瞑っていた目を開く。 白いベッドと白いシーツ。そして、目の前には、涙目の悠ちゃんがいた。 「つかさ、なんか台詞が卑劣なんだよお前ら」