「は、はいる...。」



そう言われて、なぜか緊張する俺。

俺が、入らないの?って聞いたんじゃん。

まぢだっせー...




「ちょ、りゅう!」



そう、叫ぶ美桜。

そりゃそーだよな。

だって俺、美桜に抱き着いてるし。




「うるさい」

「ごめん...でもなんで抱き着いてるの..?」



俺が悪いのに、謝る美桜。



「んー?抱き枕ー」



抱き枕なんて、ただの口実。

ただ、くっつきたかっただけ。