「りゅう、あたしの部屋行こうよ」 そう言ってあたしたちは2階へ上がった。 「流星、今日はありがとね」 あたしはそう言いながら少女マンガを 手に持つ。 「お前まだそんなの読んでんの?」 「いいじゃん、別に。だめ?」 「だめじゃないけど」 もう、ほっておいてよねー そんなことを考えていると、 「りゅ、りゅう!ち、ちかいよ!」 流星があたしの顔に自分の顔を 近づけてきた。