「素直じゃないね~」 そう言ってケラケラ笑いながら 自分の席へ戻って行った。 相変わらず、むかつく奴ー。 放課後──── 「りゅーせい、帰ろっ」 そう言ってニコニコ笑う美桜。 「おう」 そーいえばスーパー行くんだっけ。 「今日の夜ご飯はなに?」 「今日は、流星の好きなオムライス!」 「え、まぢで?」 「うん!」 なぜか俺は、中学の時から美桜が作る オムライスが好きだった。