――――――…… 「それで、行くあてもなく俺の所に来たと?」 コクンっと草壁くんに頷くしかできない。 「…目、腫れてるね」 私の前に座ると目が腫れていることに気がついた草壁くんはそっと、私の目に触れた。 「草壁くん…真樹ともう駄目かもしれない」