その上司はわざとかは知らないがその子を俺の隣に座らせた。


「石上君、彼女とか居るの?」


その子はピトっと俺にくっ付いていたらしく


何気に積極的だったらしい。


しばらく、眠たさのあまりうとうとしていたから誤ってちょくちょくお酒も飲んでいたからか、ちょっと酔っていたぐらい。

「…別に居ないけど」


本当は居るけど、こんな奴に行ったら会わせてとか言ってきそうだから嘘をついた。


俺は適当に扱っていたらしけど、その子は何気にしつこかったっぽい。