思わず見惚れてしまっていた。

「ん?どした?」

恋兎くんの言葉でやっと我に返る。

『いや!別に』

「その格好めっちゃ可愛い」

恋兎くんに見つめられて、時が止まったみたいに固まってしまう。

『あ、ありがと』

「俺のためにオシャレしてくれたの?」