『に、ニヤけてないもん!』

「はいはい。ほら、行くよ」

『あ、ちょっと待って』

なんか扱い適当だな、おい。

危うく、置いていかれるとこだった。

この調子でジャレ?ながら歩いているうちにあっという間に学校に着いた。

恋兎くんと一緒に教室に入るとざわめきだす、教室。

戸惑うアタシを落ち着かせるように手を握ってくれる恋兎くん。