『え…でも…』

「いいから。コレとか怜央っぽい」

恋兎くんが選んでくれたのは、二重になっててピンクのストーンがあしらわれたハートのモチーフだった。

『可愛い…』

思わず口から出てしまった。

だってホントに可愛いんだもん。

「気に入った?」

『え、あ…うん』