やっと、離れた唇。

息もするのがやっとな状態で…
口いっぱいに広がったチョコミント味。



涙目になりながら、横田くんを見つめると




「俺って…独占欲強いかも…。」



と、眉毛を下げながらそう言った。





独占欲……?




「ごめんな…今、すっげぇ不安…。」



え?




「どうして…?」