「俺さ愛菜と付き合って2年になるじゃん。愛菜が海が転校してきてから仲良くしてて、海がいつも明るくていつも笑っててさ。意識してた。だから愛菜の近くに行かなくなったし帰るのも辞めたんだ。もう別れよう。愛菜」

裕也くんの思い全部ぶつけられた。
海がすごく嬉しそうだったんだ。

「裕也くん別れたくないよ。裕也くんが今でも大好きなんだよ?」

「もう、無理だ。ごめんな。じゃーな。」

涙が止まらなかった。志歩ちやんが
ずーっと隣で支えてくれてた。ありがとう。

もう、何もかも無くした気分だった。