私は日直だったため早く学校に登校した。
その時聞いちゃったんだ。
「ねー、海さ裕也のこと好きらしいよ。」
「えっ?愛菜の彼氏ぢゃん。」
「見たらしいよ。仲良く遊んでる二人」
「さいあ…」
ガタッ
「あっ、愛菜。」
「ほほんとうなの?」
「え?」
「裕也くんと海ちゃんが…」
「うん。」
涙しか出なかった。辛かった。
信用して大好きな二人に裏切られた。
「あれ?愛菜どーしたあ?」
「志歩ちやん…」
「まさか…」
「志歩ごめん。聞かれた。」
「愛菜ごめん。話すべきだったね。」
「志歩ちやんは悪くないよ。」
涙が止まらなかった。その間志歩ちやんが
ずーっと側で背中を擦ってくれてた。