「はぁ…はぁ…」



僕はお兄ちゃんがいる病室までたどり着いた




息が苦しい…




お医者さんによると、今はとても危険な状態らしい




親は今仕事からこっちに向かっている途中




ガラガラガラッ




僕はこの病室に入った瞬間―――




信じたくない事が、現実だと思い知らされた




ベットには、




「お兄ちゃん!」