翌日、保育園で職員室前で先生の話を盗み聞きしていた



特に意味はないけどね(笑)



「ねぇ知ってる?蒼くんのお兄ちゃん、学校で急に倒れたらしいよ?」


え…?



僕は心臓が飛び出したように感じた



嘘だ…そんな事が…あるはずないっ




「 希羅くんだっけ?今病院にいるんだけど…難病らしくてどうにも治せないんだって~」


ドクンッ



「あら…じゃあ蒼くんは…」


僕、独りぼっちになっちゃうの?




「とても仲が良い兄弟だったのにねー」




保育園よ先生の話が僕の胸に




突き刺さる―――――