よし!まだ間に合ったー。
まだクラスがざわついていた。
「おーい、皆しずかにしろー
まえに書いてある責任つけー」
その言葉に反応するように皆動く。
私も席に着いた。
ガタッ
勢いよく椅子を引き誰かが座った。
「どーも(笑)」
最悪。さっきの奴だ。たしか
相川・・・、なんだったけ?
まっいいや。私ゎ無視していた。
「何で無視?(笑)こぇー(笑)」
何なのよ。こいつ。明日からずーっと
こいつが私のとなり?本当いやだ、
「よし。皆席についたかぁー?
今日はもお解散だ。明日は
皆に自己紹介してもらう!
入学一日目から遅刻すんなよ!」
と言って橋本先生は教室を後にした。
それが合図のように周りの皆が
一斉にざわつく。
皆、初めて会った人にメアド
の交換。などしている。
喋りかけられたら嫌なので
私は1人教室を後にしお母さんの
元え帰っていった。
「お母さん、おまたせ♪」
「あっ、おかえり、えらい早いわねぇ」
「皆、アドレス交換とかで大変
なんだよ。きっと・・・。」
「そおなの。望はいいの?」
・・・。
「うん♪いいの。まだまだ
時間はあるしこれからこれから!」
お母さんに友達なんていらない
なんて言えない。
「それじゃあ。家に帰るわよ♪」
「うん♪」
私が家に帰るとそこには
入学おめでとうのでっかい文字
「びっくりした?お姉ちゃん?」
この子は私の妹の長嶋 有菜(ナガシマ ユウナ)
私とは全く正反対の妹。
友達は多く学校でも人気もあって
家でも明るくて可愛くて
恋愛経験だって豊冨。ちなみに
中学3年生で来年は私と同じ
昇愛高校に通うらしい・・・。
そして、何よりもシスコン。
可愛いからいーんだけどね。
「うん!うれしい♡ありがと有菜!」
「良かった♡一人で準備するの
結構大変だったんだかんねぇ!」
「そっか!本当にありがとお♡」
有菜可愛いな・・・。
「ボソ…いいな」
「ん?なんか言った?お姉ちゃん」
「ううん。なんでもない」
「おねぇちゃん、今日はね実はー
サプライズゲストがいるんだ!」
「え?だれだれー?」
「それじゃあ、サプライズゲスト
の登場でーす!」
ガチャ
「のぞみ。入学おめでと。」
「え?けん兄!?」
「お前驚きすぎ(笑)はは(笑)
久しぶりだな。」
といって私の頭を優しく撫でて
くれてるこの人は私のいとこの
柳川 健二(ヤナガワ ケンシ)20歳通称けん兄
今は大阪の大学に通っていて
私がいる東京には滅多に戻ってこない
「けん兄、久しぶり!」
「久しぶり、お。うまそおーじゃん
これ全部有菜が作ったのか?」
「そーだよぉー。大変だったん
だからねー!!ほら食べよ♪」
「…」
皆、椅子に座った頃
「あ!!」
けん兄が何か思い出したように
あっ!といった。
「ん?けん兄どうしたの?」
「今日はのぞみにプレゼントが
あるんだよ。ちょっとまって。」
なんだろう?
「ん。あけてみ?」
私ゎその小さな箱をあけてみた、
「わぁー!かわいい♡」
その箱の中にはネックレスが
入っていた。
「気に入った?」
「うん!大事にするね♪」
本当に嬉しかった。だって
けん兄は私の初恋の人だったから。
「んじゃ飯くおっか。」
「いただきまーす。」
「ん!?うめぇ。有菜天才」
「でしょでしょ♪料理の腕には
結構自信あんだよねー!」
「望は?料理とかしないの」
「わたしは…」
「あっお姉ちゃん?無理無理(笑)
ほらっ!お姉ちゃん昔っから
不器用じゃん?だから絶対向いてないよ」
「そんなこと…ないもん…っ」
「そぉだよな(笑)望にだって
できるよな?(笑)」
「うん。…えへへ//」
「あーっ!けん兄いっつも有菜には
そんな優しくしないくせにー!」
「そんなことないだろ?(笑)」
「あらっけんちゃん望にも有菜
にも好かれてるわね。」
「お、おばさん…(笑)」
──────────20分後
ガチャ
「ただいまー」
これが私のお父さん。優しくて
お母さんのことが大好きな人