「鈴村!!」



息を切らした担任が教室に入ってきた。
その後から果夏と愛奈が教室を入ってきた。
騎羅達の顔を見るとやっぱり悲しい顔をしていた。
俺…駄目だな…



「とりあえず!こいつら保健室に連れていってくれないか!学級委員、頼んだ!」



「「は、はい!!」」



「鈴村達は俺についてこい」



俺ら4人はクラスメイトの鋭い視線を浴びながら教室を出た。
職員室に行くまで誰一人話さなかった。