「莱!止めろ!!」



「駄目だ、こいつらはお前も果夏も愛奈にも死ねって言ったんだぞ?俺が許すわけねぇよ」



「駄目だ、俺らは大丈夫だから!果夏!愛奈!担任呼んでこい!!」



「わ、わかった!」



果夏と愛奈が教室を出ていくのを確認して俺はさらに殴った。
あー、こいつらが死ねばいいんだ。なんで、騎羅達が死なないといけないんだ?



「莱!もういいから!」



「騎羅…俺はな?俺に死ねって言うならいいんだ。だが、騎羅達に言うのはどうしても嫌なんだよ!!」