「愛奈・・・」
「んー??」
「大好きだよ。愛してる。辰季の分まで俺らが幸せになろうな」
「そうだね。辰季の分まで幸せになろうね」
今までいろんなすれ違いがあった。
そして、大切な命が1つ空の上にいってしまった。
人を本気で愛すると言う事を学んだ。
友達を大切にするって事を学んだ。
素直になることも、伝えることも
たくさん学んだ。
人間、悲しい事も嬉しいことも怒る事もたくさんある。
それでもくじけないで周りを見てみな??
絶対、絶対に助けてくれる人がいるから。
友達だけじゃないよ。
家族も助けてくれるから。
少し息抜きも必要だから!!
「辰季ー!!!俺がお前の分まで幸せになるからー!!だから、俺らがそっち行くまで待っててくれよ??」
俺は、空に向かって叫んだ。
その瞬間風がふいた。
今日も空の上で・・・
END