世界で人が悲しむ中何人の人が笑顔でいるんだろう。


世界で人が生まれる中何人の人が亡くなるんだろう。


そう考え出すと何もかもわからなくなる。
それでも、今ここで大切な人がいるなら・・・



「なぁー空の上に何があると思う??」



「んー、あたしは・・・命があると思うよ!だって、辰季はあたし達の心の中で生きてるんだもん」



「そうだな(笑)」



そうだ、小さい頃・・・




「ねぇーお姉ちゃん??」



「何ー??」



「お空の上には何があるのかな??」



「んー・・・ママとパパがいるんだよ」



「ママとパパが??」



「そうよ」



そうだ、俺らの心の中で忘れない限り辰季は生きている。
だからこそ俺らも生きてかないとな。
なにがあっても・・・・