「でも、りっくんていう子いい子なんでしょ?」


「そりゃあいい人だけど…

付き合うとか恋愛とかそういうの分からないし違うから」



あれからドキドキするのは変わらないけど、これがなんなのかまだよく分からない…


「つまんないなー若奈」


「つまんなくていいよ

じゃあ、いってきま〜す」


「行ってらっしゃい、恋愛のアドバイスならいくらでもあげ『バタンッ』



まだ、続きそうだったから無理やりに玄関のドアを閉めた。