「うーん、若奈はドキドキするんでしょ? まず、どういう時にそうなるのかを理解しなきゃね。」 「ふーん、何だか難しいね…」 どういう時にか… 理解するまでに、時間かからないといいな… 「まったく、簡単な事だと思うんだけど」 「へ?何か言った?」 沙羅が何かを言った気がした。 「ううん、何でもない。」 そんな話をしてお昼休みを終えた。