「食べてきなよ。

時間無くなっちゃうし」


「そうだね、千秋も一緒に食べようよ!」


「もう食べたから、大丈夫。」


「そっか、またね!」


「ばいばーい」


千秋は、笑顔で両手を振っている。

あの可愛さからは、とても柔道やってるとは思えないな…





「若奈、行こっ」

「あっうん。」


あたし達は、再び屋上へと向かった。