「今日はごめんな、いきなり家まで連れてきて…」
りっくんの家から出て少ししてから、りっくんが言ってきた
「謝るのはこっちの方だよ!
その…結局は、あたしの勘違いだったんだし
まあ、いきなりりっくんの家に行くとは思ってなくて最初は戸惑ったけど」
最初、なんであたしがりっくんの家にいるのか状況が把握しきれなかったけど、悠斗さんもリカさんも優しくてすごく楽しかった
「あはは、それは悪かった
俺もいきなり聞かれたから、テンパったのかも」
「そうなんだ」
「うん」
「「…」」
しばらく、沈黙が続いた
「あ!」
「へ?」
りっくんが急に大声を出すから、びっくりした
「若、連絡先聞いてもいいか?
俺、まだひろぽんとナゴぐらいしか知らなくてさ
聞こうと思ってたんだ」
「うん!もちろんいいよ!」
やった!りっくんから連絡先を聞いてくれるなんて、今日はなんて良い日なんだろう〜