すっかり冷えた体を震わせながら
部屋に戻るとベッドの上のケータイのメール受信を知らせるランプがチカチカ光っていた。


慌ててケータイを手にとり
メールを確認すると蘭からだった。


"…どうしたの?"




なんて返すか悩んだが
思い切って本題に入ることにした。



"あのさ、なんか俺のこと避けてる?
俺なんかしたなら謝るから"




アド変を送らなかったことも疑問だったけど
それよりなんで蘭が俺を避けてるのか
それが気になってしょうがなかった。





蘭からの返信ゎ思ったより早くきた。



"言えない"




は?こいつ意味わかんない。


そう思いつつメールを返す。





"なんで?"






またも蘭からの返信ゎすぐきた。





"壊したくないから"