しばらくすると
電車が到着して改札から海斗の姿が見えた。


ナオヤ、カイト「「うぃー」」



ちょうどよく一樹も駅に着いたみたいで
海斗ゎチャリがないから俺が2ケツして3人で一樹の家に向かった。





一樹ん家に向かう途中で
休憩がてら公園に寄った。


公園のベンチに座るなり海斗と一樹ゎポケットからおもむろにタバコを取り出し吸い始めた。

カイト「直也も吸えば?」


そう言って海斗ゎ俺にタバコを一本差し出してきた。

俺ゎそれを受け取り二人の見よう見真似でタバコを吸って口から煙を吐き出した。


カズキ「それ吹かしぢゃん。煙吸ってからもう一回吸うんだよ」

一樹に言われた通りにしてみると
ゲホッゲホッと思いっきりむせた。


肺の奥までタバコの煙が入ってきてむせながらなんとか一本吸いきったけど
口の中がタバコの味でいっぱいになり何度も唾を吐いた。


お世辞でもおいしいとゎ言えないけど何となく大人になった感じがした。






これが初めてのタバコだった。