でも、雄也にはちょっと助けられたりしてて(笑) 雄也のおかげで、薫くんと話すことが増えたのは事実だから。 テスト週間だったのもあって、毎日塾。 つまり、毎日薫くんに会える。 離せなくても、薫くんに会えただけで幸せで。 たった一言でも、薫くんと話せただけで幸せで。 薫くんに会えた日は、薫くんと話せた日は、 あたしにとって、幸せな一日になる。 それくらい、あたしは薫くんに惹かれていたんだ。 好きになってたんだ。