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「おーい翼ー!休めたかー!」

二人とも無言でベンチに座っていたら、和也から電話がきってきた。

ちょっと助かったかもしれない。

「そろそろ昼だし、どっかで食べようぜ。フードコートに集合しない?」

「わかった。今からそっちに向かうよ」


僕は真音に和也との電話の内容を告げ、フードコートへ向かう。