「なんだぁ、翼。もうギブアップか?」 「ちょっとね。乗り馴れてないから疲れたよ。和也たちはまだ乗ってきなよ」 「りょうかーい。キリのいいとこで電話するわ!」 そういって僕と真音以外の人は歩いていった。 僕らはベンチへ向かい、真音を座らせ、僕は自販機に行ってお茶を買った。