***** 待ちに待った遠足当日。 皆でバスに乗り、遊園地へ向かう。 隣の席の和也は、もうすでにテンションがMAXだ。 王様ゲームしようだかカラオケやろうだか言っている。 僕はそんなことには参加せず、ただ窓の外を見ていた。 窓に反射して、前の席にいる真音が見えた。 ストーカーだか何だかと思われるのが嫌なので、僕は目をそらそうとした。 でもその前に真音と目が合った。