「翼ー!同じ班になろーぜー」

和也が誘ってくれた。
班は六人で一班らしい。

「おう。でもあと一人どうする?男女同じ人数の方が良くないか?」

「ん。だから1人連れてきた。」


後ろから現れたのは、爽やかそうな、まさしく青年と呼ばれていそうな男子だった。

「紫月 悠哉、よろしくな」

「俺は浅川 翼。翼って呼んで」

「おう!よろしくな翼!」