「結介てめえ適当なこと言うなよ」



大河くんが口を尖らせる。
二人は知り合いだったのか。



「だって大河、口悪いもんー。気づいてないと思うけど、今隣の人怯えてたよー。」



大河くんに結介と呼ばれている男の子はねっ?と私に同意を求めてくる。