夜の公園で、ベンチに座り星を眺める。

「おい」

不意に誰かに声をかけられた。


振り向くと、顔の整った男。

「なに」

「何してんだ、こんな夜遅く」

「関係ないでしょ」


男はあたしの腕を掴むと
歩き出した。