礼拝堂で遊ぶコトも多いが、今日は壱吾クン’Sお部屋にご招待。


苺ちゃんを適当に座らせ、壱吾クンは飲み物でも取ってこようと立ち上がる。


部屋を出ていく寸前





「……漁ンなよ?」




一般ピープルであれば八割チビリそうな駄目だしに、苺ちゃんは「はぁ~い」とにっこにっこの笑顔を返す。


壱吾クンは暫く不審そうに苺ちゃんを見て、部屋を出て行った。





ぱたん―――

ガチャッ!!!!



行くと見せかけて、フェイク。




しかし苺ちゃんはにっこにっこの笑顔もそのままに1ミクロンも動いておらず。


壱吾クンは不審感を残しつつも扉を閉めた。