わたしがストーカーしないからって、他のおんなと……
きぃー。
でも壱吾クン格好イイからもってもても当然だ!
ああ、不安。
きっと世の中の誰も思わない事でAカップの胸を痛める苺ちゃん。
ちなみに、カノジョでもないのに思考まるごと図々しいのは御愛嬌である。
それで杜若に壱吾クンの住所を調べてもらって、地図をパソコンでプリントアウトしてもらった。
段々ストーカーが板についてきたな、苺ちゃん。
こんなプライベート極まる事に付き合わされる杜若も哀れである。
ともかくこの地図さえあればだいじょーぶ!
気遣い上手な杜若によって
『この角は、どう見てもオッサンだろっ!?というようなネコの絵の看板が目印です。』
とか
『この道は微妙にカーブしてます(R=60)六十度ってこのくらい<』
などと書き込みギッシリ。
(逆に見づらい。)