…………………。
はっ!!!
「っ………違ぇ、今のは……」
「う、うん!?そーだよねっ。わたしも苺だぁいすき。甘酸っぱくてオイシイの。」
そうそうっ、といつになく活発に頷く壱吾クン。
はぁ、ビックリした。
苺ちゃんは未だドキドキきゅんきゅんしている胸を押さえながら、ふにゃっと顔を緩ませた。
話の経緯からして壱吾クンの言うイチゴは食べる苺なのだろうけど。
壱吾クンの大好きなモノは苺。
それは聞きようによっちゃ愛の告白のよう……。
例え誤解としても壱吾クンからそんな言葉が聞けるなんて
ウレシイっ!!!