パパの言いつけに子犬のようにママの元へ駆けていく苺ちゃん。 と、その瞬間――― ぶんっ!!! ―――――っっ!? 壱吾クンに間髪入れず拳が振りつけられた。 避けたケド!!! 「おい、小僧が。生意気に避けてんじゃねーぞ。」 そう言ったパパリンは笑顔だが、モノスゴク黒いっ! キュートな顔に騙されてはいけない。 こんなでも彼は大勢の子分の頂点に立つ大親分。 ネコちゃんの皮を被った大魔王だ!