「あのっ、わたし花嵐苺って言うの!!この間は助けて頂いてアリガトウゴザイマシタぁ。覚えてないカモだけど、学校の階段で落ちそうになったトコロを受け止めてくれたんだっ。その時、まるで王子様みたいに格好良くて!その時のたくましい腕にキュ~ンとなっちゃって、わたしってばうっかりお礼を言いそびれちゃって。ずっとありがとぅ言いたくて探してて。あっ、ちなみに瀬名壱吾クンって言うんだねっ。同じ名前なんて運命感じちゃう。親近感湧いちゃうねっ」