「佳奈ーいくよっそーれぃ」







あ…羽が飛んで



コツン


「あ痛っ」


コテン





床に尻餅をつく私に駆け寄る




紗輝ちゃん




「佳奈!?大丈夫?」






「紗輝ちゃんごめーんボケってし
てたーへへっ」



「でこぴーんっ!」




「うにょっ!?痛ぁ…」





私は「むー」っとおでこをさする




「部活中にボケっとしないの!」


いやぁすみませんね



あまりに暖かいので



「そんなの理由になりません」


「おにょっ紗輝ちゃん心読めるの?!」




「全部口に出してたじゃない」



「そうだったのか〜こりゃうっか
りだよ」





「もぅー」っていっている子は


私の親友でもあり幼馴染みでもある


心配性の源紗輝(ミナモトサキ)ちゃんです!




私たちは


バドミントン部所属してまして




只今活動中なんですよー