「その、なんつうの?
お前が何してるのか見てたいっつーか。」


「…………………………………………変態。」



「あ……………………ごめん。
そうだ、あんた名前なんていうんだ?」


名前?なぜ教える。


「俺、斉藤 神矢。」

………………………


「おい。教えたんだから教えろよ。」



「教えるなんて言ってない。しかも教える必要がない。」



はっきり言った。

そしたら、

「あぁ。そうかよ。じゃいい。」



そう言って後ろを向くと病室を出ていった。


はぁ、やっと帰った。