そして元也の家に到着。

歩いて五分くらい
外見はどこにでもある綺麗なアパートだ。


『どうぞ。』
「お邪魔しまーす」

親がいるのかと周りを見渡してたら

『親は今仕事中だよ』
「あっ、そっか!!」


…沈黙

「妹は?」
『部活』

…会話終了

『…あのさ』

「ひゃい!?」

『ぷっ…クックック(笑)緊張しすぎだよ』

「はい…////」

『いきなりだけど、俺のどこが好きになったの?』

「全部!」

『そっか♪俺達これから付き合うんだよね?』

「え?もう付き合ってるんじゃないの?」

『あっ、そっか』

「うん」

『凱斗の時何した?』

「お出掛けとか。」

『他は?』

「何も。」

『そっか』

…またまた会話終了
でも今回は長かった!!

『あのさ…』

「ん?」

『やっぱ何でもない。』

「何一?教えて?」

『ドン引きされるから嫌だ。』

「えぇー。お願い。」

しつこく聞き出したら…

『キスしていい?』

…………え?
私した事ないよ?

私の返事も聞かずに私は何故か床に倒されてた。

すごい。
元也の心臓がバクバク。

「ちょ、まだ良いって言ってないけど!」

『早くー』

「いや、だってした事ないし」

『もうするから』

「え?んっ…」

キスをしてると周りが静かですごく恥ずかしかった。

チュッ…

「んっ…ハァッ…苦しいよ!!」

『可愛かったよ』

カァー////

自分の顔が熱くなるのがわかる。

『じゃ、もう一回…』

「え…嫌…んっ…」

『舌入れて』

「無理だよぉ…」

『じゃ、俺が入れる』

自分の口に元也の舌が入ってきた。

どーやってやっていいのかわからないから
舌を動かさないで唇だけつけてる状態だった。

そしたら

クチュッ…

絡めてきた。

ヤバイ。苦しいよ…

それに気づいたのか元也は唇を離してくれた。

『うまいじゃん』

私は何も言えないまま下をうつむいた。