「おいしいね、これ」

「ほんと」

「可愛すぎるから写メ♪」

「とにかくもういっこ買ったら怒る??」

「当たり前」

「ケチー」

「まぁまぁ
たまに、の方がおいしく感じるんじゃない??」

「美空の言うとおりね」

口々にみんなで喋る時間が一番スキ。


ヤなことも全部忘れられる。

みんながいるから毎日楽しいから。



「はぁ~…おいしかったぁ!!」

「ごちそうさまです、絢音♪」

「ごめんね??」

「いいよぉー!!これがうちらの決めたルールじゃん??」

「そーそっ♪ごちそうさま~♪」

「………留華はムカつくからお金払え………ww」

「…ありがとうございまーす♪
絢音さまぁ♪」

「ブッ…何それ、何キャラ??ww
留華、似合ってないよ??」

「うっせー!!!」

アハハハ!!!

こうやって笑いあうからこそ、ふざけ合いもあるけど、ケンカなんて、ない。

「今月ピーンチ!
バイト始めようー!」


「絢音ならやめといたら??
店を潰しかねないよ??」

「……美空、さらりとそんなこと言われたらあたし超悲しくなる。」

「アハハ、ごめんね??」


美空は上品に毒舌吐くからくる。

まぁ、それも冗談だし、ちゃんと謝る。


言ってはいけないことだけは言わないようにしてるからこそ 
あたしたちは仲いいの。