「覚えてたんだ、千秋?
久しぶり。そして、消えてくれない?」


「優真ー………
どうして、どうしちゃったの!?」

「ウザ………
お前さ、どーしてそんなお嬢様な訳?
俺のこと裏切ったお前がどーしてそんなのうのうと生きてるわけ?
死んだら?」




裏切った……死んだら………ウザ………
消えて………

あたしに浴びせられた言葉はあたしを地獄においやっていく。



優真はいったい何があったの?



「てことで
俺はお前を苦しめたくて、お前の周りの人を調べてこいつを誘拐した。
ねぇ、俺、はやくお前を殺したいんだけど、どうしよぉ~??♪」


挑発する優真はもう、あたしの知ってる優真じゃなかった。



「やめて、優真。
こんなこと、やめてよ。」


「黙れ」


「優真、話し合お……、ね」


バンー………


「キャッ」

あたしの足元狙って銃を撃たれた……



「優真………」