「俺こんなんでごめんな。」

ううん。希充は悪くないよ。

「今日は沢山プリ撮って、写真もいっぱい撮るか!」


あんなに写真を嫌がっていたのに、
撮ってくれるなんて...

「あと、誕生日おめでとう。これからもよろしくな」

そう言って希充は手作りのアートと
バスケのストラップをくれた。

゛ありがとう゛

希充の頬にキスをして、
手を繋いだ。

そんな13歳の誕生日だった。