「な・・・なんでもないですって。」
「その手には乗らない。」



ドクン




「春美・・・・俺,やばいのわからなかった?」
「??」





「俺・・・・やばいんだけど。」





ヤバイ?



やばいってなにが?





「な・・・に?やばいって・・・」


心臓が



はち切れそうだ
















何かに期待してるの?





「春美・・・?」
「・・・・ん?;」
「俺・・・・壊れてもいいですか?とりあえず。」
「へ??」


「いいよね?壊れても。」




そう言ったカケルくんの手が私の頬に近づいた。




その時だった。